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s.o.b.
 どうしようもない人間。




 この度、京都大学の二次試験の入学試験問題がリアルタイムでネットに流出したそうです。試験会場から携帯電話のメールもしくはカメラ機能を使って撮影され意図的に流されたようです。


 まともに教育を受けてきた人間ならば、こういったことは結局自分はおろかみんなのためにならない、別のおカタい言い方で言えば自分は損をするし結果国益の為にもならない(その意味でも自分が損をする、数学的にこれを知りたい人は経済学者に学んで下さい)という、自分は損をする上に自分以外の自分に利益をもたらしてくれる人間のうちほとんどの人間も損をするという最悪の行いであるということが簡単に理解できるはずです。

 こういったところにも「群れはするが結局大局的に見てみんなの益にならないようなことばかり行う」甘えを基調とした女性的人間であり全体主義者のthe "Amae"という記事で書いたところに典型的な人間を見ることができます。目先のことに囚われているこういった愉快犯みたいな愚か者の全体主義者が「全体」という言葉とは逆説(逆意)的ですがどんどん秩序の無い社会の形成に貢献していくわけです。仮に自分以外の人間にとって損益であっても自分にとっては利益となる行為、というのならばまだ理解はできます(同意はしません)、が、この場合はそうではありません。愉快犯的感覚で自分のやっていることが分かっていない、だから共時性も機会主義も危険なわけです。これがもうこの一具体例の様に治安の悪化として表れているわけです。

 こういったことを行うのはいいところ日本人と韓国人だけです。さすがに中国の人はこういったバカげたことをやらなそうな賢さを持っている感じがします。当然のことながら欧米でこんなバカげたことがあるということはほとんど聞いたことがないです。仮にあったとしても(あると言えばあるのかもしれませんが)その「自分を含め全ての人間にとってマイナスとなる」という愚劣な行いを賢い欧米のマスメディアの人々はバカバカしくて報道してくれないのではないかという話です。
 ちなみに「どうしても防げない、防ぐのは難しい(からどうしようもない)」という態度や方向性で報道している日本のマスコミは本当にどうしようもないです。新聞の場合だと、その記事の文面を書いた人間やそれを載せることを許可した人間が本心で言っているにしろ悪意に基づいて言っているにしろどちらにしてもです。私が読んだ読売新聞ですらこれなので、他の大新聞ではもっと(流出を無意味に受容肯定するような意味合いで)どうしようもない記事を載せているのではないかと勘繰りたくなります。少々頭で考えれば分かりますが、携帯電話を利用した流出が云々というのならば、それを防ぐ手立てなど多々簡単に浮かんできます。荷物置き場を用意すれば?モノを入れるスペースの無い服装と着替え場を試験執行側で用意すれば?その管理は警備会社に依頼すれば?筆記用具は大学側で鉛筆と消しゴムでも用意すれば?会場の物理的制約は全国各地の使っていない(公共でも何でも)建物でも利用してキャパを増やして余裕持たせれば?その他いろいろと。特に国立大学法人や人の集まる有名・名門難関私大にとって負担となる程に費用が掛かるとは考えられません。

 ちなみにこれが京都大学ではなくて五流やいわゆるFランクの公立・私立○×大学だったら申し訳ないですけど別にいいです。先の記事でも書きましたけど、そういった大学というのは在っても無くても同じような、やってもやらなくても同じような内容の教育(?)を行い、そもそも中学の英語も怪しいという連中が場合によっては何故かその英語だけで入ることができてしまうという、まあ欧米を始めとした海外の人の嘲笑の的になるどころかこの国の人間であっても溜め息をつきたくなるようなとても大学とは呼べないものです。そういった大学(?)における入学試験の場では、今に始まったことではなくこの国で携帯電話が普及し出した頃からそんなこと日常茶飯事だったでしょうし、何十年の昔からそれこそいしいひさいちさんの漫画に描いてあるようなことも冗談ではなく行われていたでしょう。


 先の記事で書いた「みんなで赤信号わたるのは恐くないどころか楽しくて仕方が無いが、しかしみんなで青信号わたるのは恐くて仕方が無い」という連中が居ます。何故連中は青信号を恐れるのか?それは青信号を渡るという過程においては能力によって上から順列の決まった組織体系が形成されるからです。例えば私の様にあまり気位の高くない人間だと最初から自分にできること(できそうなこと)とできないこと(できそうにないこと)をある程度理解しています、過剰な努力によって目的を達成しようとする場合も物事によりありけりですが、かといって(だから)自分より能力の高い人間がある特定のヒエラルキーにおいて自分より高い位置に居たところでそれには納得がいきます。ところが気位、プライドの高い人間というのが居ます。これは平明な言い方ですが少々社会学的な意味合いが込められています(ここでの能力という言葉もかなり広義の意味)。こういった人たちでもそのプライドに見合う(プライドの渇きを満たしうる)だけの地位に就きそしてその地位においてそれが発揮されうるような高い能力を持った人ならば何も問題は無いです。しかし、能力が低いのに何故かプライドが高いという人たちが存在します。分かりやすくこの記事における具体例として挙げるならば学校の勉強に関する努力を試み且つそれができなく且つ学校の勉強などどうでもいいという態度を取る人間です。すっぱいブドウの狐の寓話に出てくる狐みたいなもんです。私だって東京大学や京都大学に入学が可能であったほど学校の勉強ができる子供だったわけではないですが、そういったクズみたいな人間とは違います。もうこういった連中というのは諸々の理由で恐くて恐くて青信号を渡ることができないわけです。だから彼らはその能力に見合わない虚栄的な自尊心を満たす為に何をやるか?青信号は渡れません(渡りたがらない)から、赤信号を渡って交通のシステムを理解した上で青信号において通行するまたはそう試みる人々の足を引っ張るような真似をするか、もしくは信号によって管理されている交通のシステムそのものを破壊しようとします。こういう連中を本来的に売国奴というのであって、それは日本に反してどうこうとかいう単純な形容で片付けられる問題ではありません。


12:17 2011/02/27
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