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Maja
 浮世に愛たる影を求めて。




 ちょっとこの記事はつれづれなるままに書きますね。

 普通人間はストレスを解消するというよりは吐き出すというか外へ出すように生存本能によってプログラムされてますね。これは別に宗教的なものの考え方や文学的なものの見方にこだわらずともそうなってます。物理的にも上から食えば下から出るようになってますし、汗も出れば黒い毛も生えるようになってます。で、病気の人というのが居るんですね。私がここで言うのは内科の先生にかかって具体的に何々の病気だと言われるところの一面的なものではなくて、悪いものを体に溜め込んでしまっているヒトのことです。健常にストレスを吐き出せるように育った人間は、そうではない他の人間の犠牲のもとそれが可能であったことを感謝すべきです、基本的に。とは言うものの、吐き出すものを吐き出してしまえば基本的にまあ人間健康にはなったりはします。
 「人生はそこまで生きたところのもの」ということもそうですし、しばらく前の記事で何回も書いていた「|∞|/0の相関関係」ということもそうですし、昔の大人たちがよく言ってましたけど「みんなで生きている」というのはそういうことです。「今まで自分が苦労したのは、何のためなの?」とか考え出したら病気のサインです。女の人に多そうですけど。年齢に見合わない過度の苦労をしたり苦痛を体験したヒトや、また年を取ればヒトもまた誰でもそうなってしまうっぽいですけど。私は31歳ですけど、このcurseな状態からある程度は回復した身として分かるんですけど、たぶん老人というのは若者には想像もつかないほどの苦を精神ひいては(つまりは)肉体にかかえているっぽいです。希望なんて基本的に嘘であって、希望こそが最も絶望をもたらすものだったりします。いかにためこんでいるものを出して絶望状態になるかということが精神と肉体を健康に保ち生きる上での勝負だったりします。大昔の人が言っていた「男は色恋等にうつつをぬかすでない」というのはたぶんこういったことです。嫁さんがオバさんになってもキレイでカワイけりゃいいでしょうけどね。

 おそらくだいたいヒトは10歳くらいで大人が持つのと変わらない「経験」の概念を持ちはじめて、生きがいや生きる目的というものを探し始めるようになります。私が子供だった頃には、どういった人間として生きるかとかどういった人生を送るべきであるかとかそういったことを考える契機を奪うものとして手塚治虫のものだとかを除いて低レベルなマンガやゲームが子供社会の主たるコンテクストを形づくっていたんですね。私は見ませんでしたけど、これがさらに下俗悪なテレビのバラエティ番組であったこともありました。物事の何がどうなっているかもロクに教えずに「中流に合わせる」ことをひたすら強要される教育を受けさせられていた当時の子供の意識を占めていたのは、こういった下俗なものに触れないと殺されるという逆アウシュビッツ強制収容所下におけるような脅迫的意識でした。今はネットがありますけど、ネットはいくらでも良い使い方ができるものなので、まあ今の子供は恵まれてるなとは思ったりします。ナチスは原爆を作りませんでしたけど、「死」というものの概念を明確に(ドイツ観念論的に?哲学的に?)理解していたというか、「命」や「生」といったものがどういうものであるのかということが逆説的にそのテーゼとなっているかのようなものであって、この国のテレビジョンで垂れ流されていたバラエティの類はアレは原子爆弾に等しいわけであって、あんなもの見た日には被爆だということです。
 この経験の概念が概念として過剰になり過ぎると危険信号だということですけど、まあ我々も老人になったらどうなるんでしょうね?ネットがある社会に群集に見られる天邪鬼心理が四十年前の全共闘みたいなことになることは無いですけど。

 ……そりゃあね、精神病んでる途中に強迫観念に取り付かれて渋谷から四谷の聖イグナチオ教会まで抗精神病薬で肥満した体を解消するための運動と外苑あたりの散歩を兼ねて歩いたろかっつって青山通りふんじばって歩いてる途中の国連大学の前あたりで二十年間も忘れられない子供のころから好きで好きで好きで好きでしょうがない愛しの女の子がストーカーまがいの行為で「プークスクス」というイジワルなジェスチャーとともに向こうがわから歩いてきてそのまますれ違って去っていったら数日数週間どころか数年間寝込むほどにショックだっつーの。
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