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Parthia
 安息。




 遅ればせながらネットでロンドンオリンピックの閉会式を見ました。John LennonのImagineはしみ入ります。やっぱりああいう人々を感動させる能力を持ったすごい人というのはすごいんだなと思わされます。
 日本のメタファーとして美しい日の出というものがあったりしますけど、イギリスは曇りが多くても夕焼けが美しかったりするんですかね?朝焼けが美しいと天気が悪いとかいうのは聞いたことありますけど。今は平和になりましたけど、大陸へ意識を惹かれやすくつまりは恐れているのが日本人の文化人類学的特質だったりします。

 最近は台所で湯が沸くのを待ちながら立っている時に窓の外から匂ってくる下の階からの煙草のほのかな香りも心地良いんですね。まあ解釈に浸りきった問題意識で実害を受けても笑っていたらただの馬鹿ですけど。



 ちょっと性的な話で申し訳ないんですけど、私はペニスの大きさが健常な成人男性の半分くらいしかありません。だいたい非勃起時の状態で4cmとか5cmとかです。勃起してやっと健常な成人男性の非勃起時の状態より少し大きいくらいです。で、最近よくあるんですけど、状態が良くなって「ああ、今調子が良いな」と思うと非勃起時の状態でも12~13cmくらいあります。この時は精神的に実に安息してます。尿の色も黄色くなってちゃんとしたものが排泄されます。その時に勃起すると「ああ、こりゃmaxだな、」という感じで調子が悪い時に勃起した時よりも少し大きいくらいになります。つまり先天的な形状として陰茎が短小であるということではないです。たぶん泌尿器科とかへ行って医師に見せると異常であると言われますけど、精神的に悪い状態の時だとずっと陰茎がしぼみっ放しであって、それを正常な状態であると見なされてしまうということです。肥満体の男性にはペニスの大きさが小さい人が多いですけど、精神を病んでいる人間の場合はストレスを溜め続けて24時間精神的に悪い状態なので常時ペニスが萎縮したままなんですね。ペニスが萎縮しているのが精神的に悪い・異常な状態の証であると考えるのもまた妥当です。私は肉の付き方も女性的であってきわめて贅肉が付き易いです。ヒトの体は精神的に悪い状態だと水分を摂取しただけでも簡単に肥満したりします。オリンピックの競技の映像で筋肉の付きのいい白人さんや黒人さんを見てると、この陽気な人たちは極めて精神的に良いんだろうな、と思わされます。
 だから私は女性の苦しみとまではいかないまでも老年期を迎えてインポテンツ等を患って性的機能不全に陥った男性の苦しみはよく分かります。私は子供の頃から二十数年間調子が悪い状態で、それが苦しいのだという自覚すら無く、やっと最近健常に近い状態がどういったものなのかを知りました。もちろん女性は健常者であっても下手をすると男性の統合失調症患者以上に苦しい思いをしてます、生殖器的な問題で。

 男性的な発想としては、対人におけるコミュニケーションによる垢のような付着物によって「左」へ増してしまっていても右の定常点へ戻らずには居られないのでその時に虚偽や人間の愚かさが噴出すると言うわけです、例えばシェイクスピアのように。後世にヘーゲルは逆にこの時宗教や芸術が成立すると言ってますけど、おそらく純粋に男性原理的な発想としてはこれは人間にまつわる愚かさ以外の何物でもないんですね。シェイクスピアはこれを権勢等に対する欲求とそれにまつわる実行動の失敗例として、人間の愚かさという形で書きました。というよりは、ハムレットでもジュリアス・シーザーでもシェイクスピアの書いたものを読んで思うんですけど、定常状態からの愚かさによるそれのまぐわしという形でそもそも工学化された人間関係がそこに存在することが(おそらくは無意識的な)絶対的条件となっているのがシェイクスピアの作品の物語筋でありそのバッドエンドたるそのものなのかな、と。男性原理的と言えば男性原理的ですけど、人をモノひいては自然界そのものと同等としか見なすことができず駒としか考えられないのであれば、最終的には女に指一本触れないかもしくは最悪の場合女に絶対服従を突き付けるということになる・そしてそこから(何もかもが)発するんで、工学化された人間関係がそこにある限りで「そりゃそうなるわな」という問題です。

「 シーザー ―前略―なんでもわしの像が、百も水口のある噴水のように、まっ赤な血を吹いたというのだ。すると逞しいローマ人たちが、笑いながらやってきて、その中に手を浸したそうだ。妻はそれをなにか悪いことの起る警告、前兆だというふうに解釈して、ひざまずいてまで、今日は是非家に引籠っていてくれとせがむのだ。

 ディシャス その夢の解釈は間違っております。それはたいへん結構な、目出度い夢でございます。閣下の像がおびただしい水口から血を噴いて、その中に市民たちが、笑いながら手を浸したというのは、それはローマが、閣下を通して復活の血を吸い、貴顕紳士たちがわれ勝ちに、血に浸した形見の品、記念品んどを求めに押寄せるということであります。奥様の夢の意味はそういうことでございます。

 シーザー なるほど、それももっともな解釈だな。」

これはWilliam Shakespeareの「ジュリアス・シーザー」のシーザーを死に至らしめるミステイクの始めのところですけど、キリスト教国家の真っ只中を生きる後世の劇作家の創作であれ皮肉にもシーザーが最も望まぬであろう死が救いであるというキリスト教の教義をイエス・キリスト生誕以前に自身で立ててしまってます、解釈という言葉を象徴・メタファーでとらえずに単に現実に起こりうることの問題解析としてしか見なさずに。この後シーザーは「ブルータス、お前もか?(して汝、わが息子もか)」と言って殺されます、エディプスコンプレックスに。
 私はこのブログの記事で何度も恐怖心というものを否定してますけど、人にはビビらず物にはビビれと。他者をモノ化したらば確実に他者に殺される結末が自身にやってきます。

 それが一時的であれ身体の特徴的にあまり男性的でない私みたいな人間は自分の(問題解析としての)解釈を入れすぎて実害を食らう場合が多いですけど、男性的な男性は他人における(象徴としての)解釈を捨て過ぎてあっさり肉体が死んだりだとか。女をナメてるとたぶんバチが当たるんです。
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