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2025.04.16 Wednesday
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show biz(arre taste)
2011.06.08 Wednesday
わりとどうどもいい話。その2。
閑談。
ショービジネスについて適当に感想文。
昔のブログでも言ってたんですけど、私は基本的にヴィジュアル系ロックバンドの曲に好きなものが多いんですね。というのは、やはり私はドイツ属性なものに惹かれたり郷愁を感じたり、おそらくドイツの人とフィーリングが合うんですね。クラシック音楽なんかもけっこう好きです。文豪Thomas Mannはこの形容をドイツ人に対して容易に使用するなと警告したそうですが、「悲劇的」なものに非常に興味を喚起せしめられる傾向があります。念のために言っておきますが、これはグロテスクな「破滅的」なものとは全く違います、私はそういったものは非常に嫌いなので。
で、ヴィジュアル系ロックバンドの曲というのは、実際聴いてみれば分かるんですが、戦前生まれの今のだいたい60代から70代の世代の人たちが好む演歌と非常に通じるものがあるんですね。若者版演歌といったところでしょうかね。Janne Da Arcの曲なんてのはほとんど演歌そのものと言ってもいいくらいです(だから好きなんです)。だからやっぱり自分も日本人なのかな、と思うことは多々あります。そりゃ独逸と日本が仲良かったわけです。私が洋楽のロックをあまり好きではないのは、演歌的なものをほとんど感じられないからです。
私が思春期の頃(10~14年前)は、小室哲哉さんの音楽が少し落ちぶれてHipHopやR&Bという類の音楽が全盛を極めていた時代でした。とは言っても、まあMarc Pantherの非常に上手いrapで日本にHipHop的音楽を輸入したのは、聞いた話によると他でもない小室哲哉さんらしいんですけどね。で、私はこういったHipHopやR&Bのような音楽は大嫌いでした。やっぱり日本人にグッとくる演歌的なものを感じられなかったから、というか私もやはりドイツ的日本的人間なのかな、とは自分のことについて思うときもあったりします。
ところで、ひとえにオタクとっても様々な種類のオタクの人たちが居ます。私は先にも言ったようにオタクを自称している人間ですが、オタクと呼ばれる人種の中で唯一軽蔑したくなる連中が居ます。アイドルオタクです。彼らはまさに読んで字の如く「アイドル」という偶像にしがみつく女性的人間であり、ちょっと申し訳ないですが、彼らに対しては上から目線で見下さざるを得ません。あんなモノにハマるくらいだったら卑猥な雑誌でもDVDでも見るなり酒宴の席で猥談ブチカマしまくるなりキャバクラでも行ってオネーサンと楽しい会話でもしてた方が余程いいと思うんですけどね。性行為を行う目的で風俗店に通うのは医学的その他の見地からして絶対に止めた方がいいと思いますけど。
ところで、声優の水樹奈々さんがラジオで「思春期まで演歌とゲームミュージックしか知らなかった」ってことを言ってたんですが、「ははあ、まあ分かるな、」とか思いました。私は生まれて始めて買ったCDは12歳の時に買ったビートルズの青版赤版でした。その次に買ったのが植松伸夫さんのFFⅤのサウンドトラックでした。
私は基本的にアイドルというのはあまり好きじゃない上にアニオタでもないんですが、声優さんは別です。というかあの人たちは、昔のブログで書いた"not about the Talented, but Genius"という記事におけるファッションモデルと同じ意味でまさに天才だと思っています。というのは、声質なんてものはまさに天から与えられたものという以外に表現の仕様が無いからです。無理な人はいくら頑張っても無理な分野でしょう。あの昔のアイドルの松田聖子さんや中森明菜さんのような歌唱力のある人たちを除いて、私は少女アイドルを見ると若干軽蔑の念を抱くというか少し不快になるんですが、声優さんで水樹奈々さんや平野綾さんみたいな非常に歌唱力の高い、かつ声優業その他もこなしているという女性にはけっこうな尊敬の念を抱きます。
それで、私は1981年生まれなんですが、我々というのは、第二次大戦後に生まれそれからだいたい20年間の間に教育されてきた連中、つまりは日米安全保障条約反対だとか全共闘で大学ブッ潰せみたいな、左翼というよりは極めて売国奴全盛な若者がのさばってた時代に社会を担っていた世代の人間たちに教育された人間たち(つまり売国奴全盛な若者だった連中)に教育された世代なんですね。このだいたい1945~1965年あたりに生まれた人間たち、つまりは我々の親世代にあたる人間たちというのは、おそらく最も幸せな甘い蜜を啜って大人になった連中です。バブルがハジける前の最も幸せで恵まれていた80’sに青春を謳歌し、仕事なんざ適当にサボタージュして「ダリーから辞める」っつっても労働市場が超過需要状態で売り手市場でいくらでも次の高給取りのラクな仕事が腐るほどある、という時代に生きていた人たちです。私は実際に8年くらい前に中年のオッサン、おそらく今は40代後半の人でしょうね、そういう人と1~2時間しゃべったことがあるんですけど、その人の曰く「もうボクらなんてねー、ダルいっつって会社辞めても昔は就職なんかいくらでもあってね~」ということをひたすら力説してました。
もう言っちゃ悪いんですが、この世代には何の苦労も知らない程度の低い人たちが多いんです。もちろん中にはそうではない人たちもいらっしゃるでしょう(例えば仙谷由人氏(?)のような)。だいたい今の45~65の年齢の人々です。もし現代の腐った新聞に読む価値があるとしたら、こういった連中の脳ミソの足りなさ具合の確認の為です。優しい人でブログを見た限りでは「新聞なんか読む価値はない」とかおっしゃってる人もいますが、私はそういった人の様には優しくないのでハッキリ言いますが、読む価値が無いどころか新聞なんか読まない方がいいです。というかアレは読んだらダメです。特にここ10年あたりの新聞なんざ読めば読むほど馬鹿になります。もはやアレは読まない方がためになるものです。っつーかギャグとしてもレベル低すぎて笑えねーような官僚・政治家叩きの低俗メロドラマレベルの俗悪論説や報道記事書いたり駄本の宣伝載っけたりする社内外のバカ共やTBS・フジはまだいいとして(日テレやテレ東は民放としては優良)あとは特にテレ朝あたりの糞が付くようなテレビ局員は上から二等兵に至るまでサッサとくたばれと言いたい。どんだけ高給とって社会に害毒垂れ流しゃ気が済むんだってお話なんで。読売新聞ですらもうアブないです。朝日新聞はもう完全にアレを志向しているので見ない方がいいです(そりゃ売国奴アカヒとか揶揄られるわけです)。あの~、毎?なんとか?とかなんとか?という新聞社ありましたね?アノ俗悪週刊誌レベルの記事載せる?アレまだあるんですか?ネットの一部で妙な叩かれ方してますけど、それは関係ないとして、あの低レベルな記事で何で未だに潰れないんですか?今2011/06/08現在に至って何で潰れてないんですか?日経新聞?あの新聞は「株取引に興味のある人」が読むものであって、「株取引を実際に行う人」、少なくとも「株取引で利益を上げようと試みている人」たちはあんなもの見ません。
で、この連中が残してくれた負の遺産のおかげで我々around30や10年上のaround40の人間たちは辛酸を舐めさせられているわけです。もちろん中にはそうではない狡猾な人間もちゃっかりと居ます。IT関連事業自体が問題であるだとかそういった若かった頃頭の悪かった老人みたいな適応能力のなさげなことは言いませんが、この10年でそういった事業の中でも社会に害毒垂れ流す類の商売で悪銭身に付かずなことやるような、甘い蜜を啜りまくって人間をナメ腐った大人になったクズみたいなのも居ます。別に特定の個人のことを言っているわけではありません。利用できるモノ(者)は何でも利用して、(そういった悪党にとっては)利用価値の高いすぐ上の世代(例えばの話、45~65歳くらいの人たち)に媚びへつらって手を擦り合せながら、という「ぜってーコイツガキの頃ウザがられて友達居なかっただろ?」と言いたくなるようなスネ夫の典型みたいなネット悪童大犯罪者、社会における悪徳の代名詞、みたいなね?まあそちらの方が生き方としては賢いでしょうからね?保身の為に自分にとって都合のいいデータ・材料だけを持ってきてその結果ハイ実証できましたとかいう類の「自称」論理実証主義者の。別に論理実証主義者を自称してなければ問題無いんですけど、それが普通の人間ですから。そしてそのデータとやらは、国立国会図書館や高等教育機関付属の図書館へ足を運んで調べてきたもの、というのではなく、ネットから適当にポチポチっと人差し指で10分くらいで拾ってきたギャグにもならないような陳腐な質の信憑性ほぼゼロのモノがデータとして提示されているというものであったりするわけです。しかしまあ、先の記事でも言ったんですけど、別に私はそういった人種のことを否定するつもりはないですけどね。それが彼らの生き方なんでしょう。別に誰にも他人の生き方を否定する筋合いなんか無いでしょう、特にこの現代社会においてはね。ただ、日本社会の治安をはじめとした秩序・日本経済に大きくマイナスとなるという観点においては、私はただの一般市民なのでそういった力を持ち合わせておりませんので、本当に検察や警察の方々にはこういった連中をこそなんとかして頂きたいというのが、一国民としての切々たる願いです。……先の記事でも言いましたが、カネを身内だけで回して日本(の実態)経済にマイナスになるようなことを商売にしている共産主義的人間が居るわけです。Judenという言葉一言で表されるような。
私が使わせてもらっている、SAMURAI FACTORYの提供するサービスであるNINJA TOOLSの忍者ブログは、数十個のブログサービスを調べて、そして忍者ブログが一番自分に合ってるかな、と思って私は使い始めました。なんかスタッフの人たちもヴィジュアル系(?)ですしね、ここはツッコミどころじゃないことは重々自覚してますが。まあブログやSNSや動画サイトはそれはそれだと見てすぐに分かるんで、ともかくとして、ネット掲示板なんてモノは、少なくとも2011/06時点(とっくにその遥か昔から)では大文字のメディアの一つと化してしまっており、新聞その他マスコミと同レベルな属性で、そして明らかにそれ以上に日本経済にマイナスの波及効果及ぼしてますね?こういったことを試算して、具体的にそれが日本社会においてどの程度の損失をもたらしているか、ということを具体的数値(価格額)で算出してくれる経済学者・エコノミストの方々がおそらくいらっしゃいます。GDP云々というレベルの低い議論は論外として(GDPというまとめの指標一つで日本経済の云々を理解できる訳が無い)、これはマクロ経済学を始めとして計量経済学・公共経済学・環境経済学・労働経済学・産業組織論、市場の失敗についての考察その他、こういったものを研究対象としている研究者の方々によっておそらくとうに試算されているでしょう。官公省庁や学術機関のホームページやごく一部の優良サイトを除いた、まあ要するにいわゆる大文字のネットというのは、一般市民によるそれに対する自己防衛の恣意が存在するという時点で、もはや公害そのものなわけです。
まあ平たく言えば、ネットもテレビもペーパーメディアも、それにのめりこんじゃうような性質持ってる人たちは見ない方がよろしいのでは?ということです。
我々より下の世代の今の子供たちだって大人になったら苦労するでしょうね。我々だってどうしようもないので、彼らだってもうどうしようもないですね。しかし、その上の世代の人たちの中でも、例えば政治家だと民主党の枝野官房長官や前原前外相など非常に優れた能力をもっておられる人たちもいらっしゃいます。こういう優秀・有能な人々に国家を取り仕切ってもらいたいというのがこれもまた一国民としての願いです。失敗してもマスコミは無為に叩くの禁止という前提条件で。そうでなければ誰もやりたがらないでしょう。
だから、やはり戦前を生きてきた世代の人たち、もしくは戦前生まれの人たち、大体今の70代の壮年の人たちとは、我々30前後の世代、少なくとも私は非常にあの人たちの考えに納得できる部分があります。その世代の一般の人と会話をしていても話が合うんですね。それは石原慎太郎さんにしろ大江健三郎さんにしろ、柳田邦男さんにしろ養老孟司さん(はちょっと怪しいですが)、精神科医の中井久夫さんや木村敏さんや森山公夫さんにしろ、もう少し上の年代だと吉本隆明さんや故三島由紀夫さんにしろその著作を読むと同意できるものが多々あるわけです。もっと言うなら中曽根大勲位のおっしゃることや二宮尊徳のような人に共感したりもするわけです。
アニメだって甘い蜜啜った世代の庵野秀明さんの作った新世紀エヴァンゲリオンより、御年70歳の富野由悠季さんの作った機動戦士ガンダムの方がアニオタの人たちでなくともはるかに多くの人に支持されてますし、私も見ててアニメとしてはガンダムの方がはるかに面白く感じます。
で、やっぱりヴィジュアル系バンドの中でも、そういうover45の世代の人たちがやっていた、それこそ「破滅的」なXの曲はあまり好きにはなれませんでしたし、BUCK-TICKやBOWWYみたいなバンドの曲もあまり好きにはなれませんでした。下手糞でレベル低いんで。DIE IN CRIESとかは演奏レベルが高いので好きでしたけど。しかし何故か70代の内田裕也さんは見て「ちょっとかっけえかな」とか思ったりするわけです。
つまりはもちろん能天気に生きてられた時代に育った連中が作った創作物なんてのは、それが音楽だろうと他の何だろうと、質の低いものしかできないということです。別にそのことを否定しているのではなくて、それが創作だけではなく社会体制その他の流れだということです。やっぱり民主主義も停滞しているとだんだんと腐っていくんでしょうか、とは思います。だから、別に昔の人みたいに「若い頃の苦労は買ってでもしろ」だとか「辛抱我慢」だとかそういう馬鹿馬鹿しいことを推奨しているわけではなくて、普通に義務教育受けて普通に高校と大学行って普通に働いて普通に死ぬのが一番幸せなんじゃないの、ということです。この現代社会に溢れている楽しいもの、それに対する依存性を喚起させる快楽というのは全てJudeな釣り、もっとはっきり言ってしまうのならばJudenによる釣りだと思った方がいいということです。……酒・煙草・ギャンブル・女遊び、私は全てやりません。金があってもやりません。
だから私は、ロックバンドでメジャーな人たちで分かりやすく例を挙げると、L'Arc~en~CielやJanne Da ArcやDir en greyやその他マイナーシーンで活動していた人たちだとdeadmanの音楽なんかが好きだったりします。この人たちはほとんどaround35~40です。この人たちのやる音楽というのはほとんどすべて演歌属性持ってます。そりゃロックというジャンルの音楽はコード進行が単純で、その単純な運びの中で如何に色を付けて優れた曲に完成させるか、ということに醍醐味があるんでしょうが、やはりその中でこの人たちの音楽はただ音かき鳴らすだけではなくそれに加えるカタチでドイツ的叙情的演歌属性がそれがどういう方向性であれいい感じに出てます。
しかしそもそもの話、ラルクはそもそもヴィジュアル系のレッテルを嫌がっている人たちでしたしベースの人の構音・演奏が上手いですし、Janneは思いっきり演歌・歌謡曲属性ですが弦楽器隊の人たちとドラムの人の演奏が非常に上手いですし、Dirのボーカルの人は所謂(主に哲学的な意味で)「ホンモノ」です、ロックミュージシャンでメジャーシーンで活動している人ではまず見ることのできない稀有な「ホンモノ」な人です。メジャーなロックバンドの中ではDir en greyの曲はロック音楽としてはかなりレベルが高いんじゃないですかね、おそらく。
ちなみにアニソンが好きだったりする主にアニオタその他の人たちにはこのJanne Da Arcというヴィジュアル系ロックバンドの曲はオススメです。中古屋とか行けば結構CD売ってます。歌詞も曲によっては結構内容深いので歌詞カードちゃんと読みながら曲を聴いてみてください。たぶんアニソン好きの人たちはこのバンドの曲は気に入ると思いますので実にオススメです。
この(哲学的な意味で)「ホンモノ」というもの云々についてはまた今度書くかもしれません。……私は「ホンモノ」が決していいとは言いませんが。ちなみに「ニセモノ」というのはJudeのことです。
閑談。
ショービジネスについて適当に感想文。
昔のブログでも言ってたんですけど、私は基本的にヴィジュアル系ロックバンドの曲に好きなものが多いんですね。というのは、やはり私はドイツ属性なものに惹かれたり郷愁を感じたり、おそらくドイツの人とフィーリングが合うんですね。クラシック音楽なんかもけっこう好きです。文豪Thomas Mannはこの形容をドイツ人に対して容易に使用するなと警告したそうですが、「悲劇的」なものに非常に興味を喚起せしめられる傾向があります。念のために言っておきますが、これはグロテスクな「破滅的」なものとは全く違います、私はそういったものは非常に嫌いなので。
で、ヴィジュアル系ロックバンドの曲というのは、実際聴いてみれば分かるんですが、戦前生まれの今のだいたい60代から70代の世代の人たちが好む演歌と非常に通じるものがあるんですね。若者版演歌といったところでしょうかね。Janne Da Arcの曲なんてのはほとんど演歌そのものと言ってもいいくらいです(だから好きなんです)。だからやっぱり自分も日本人なのかな、と思うことは多々あります。そりゃ独逸と日本が仲良かったわけです。私が洋楽のロックをあまり好きではないのは、演歌的なものをほとんど感じられないからです。
私が思春期の頃(10~14年前)は、小室哲哉さんの音楽が少し落ちぶれてHipHopやR&Bという類の音楽が全盛を極めていた時代でした。とは言っても、まあMarc Pantherの非常に上手いrapで日本にHipHop的音楽を輸入したのは、聞いた話によると他でもない小室哲哉さんらしいんですけどね。で、私はこういったHipHopやR&Bのような音楽は大嫌いでした。やっぱり日本人にグッとくる演歌的なものを感じられなかったから、というか私もやはりドイツ的日本的人間なのかな、とは自分のことについて思うときもあったりします。
ところで、ひとえにオタクとっても様々な種類のオタクの人たちが居ます。私は先にも言ったようにオタクを自称している人間ですが、オタクと呼ばれる人種の中で唯一軽蔑したくなる連中が居ます。アイドルオタクです。彼らはまさに読んで字の如く「アイドル」という偶像にしがみつく女性的人間であり、ちょっと申し訳ないですが、彼らに対しては上から目線で見下さざるを得ません。あんなモノにハマるくらいだったら卑猥な雑誌でもDVDでも見るなり酒宴の席で猥談ブチカマしまくるなりキャバクラでも行ってオネーサンと楽しい会話でもしてた方が余程いいと思うんですけどね。性行為を行う目的で風俗店に通うのは医学的その他の見地からして絶対に止めた方がいいと思いますけど。
ところで、声優の水樹奈々さんがラジオで「思春期まで演歌とゲームミュージックしか知らなかった」ってことを言ってたんですが、「ははあ、まあ分かるな、」とか思いました。私は生まれて始めて買ったCDは12歳の時に買ったビートルズの青版赤版でした。その次に買ったのが植松伸夫さんのFFⅤのサウンドトラックでした。
私は基本的にアイドルというのはあまり好きじゃない上にアニオタでもないんですが、声優さんは別です。というかあの人たちは、昔のブログで書いた"not about the Talented, but Genius"という記事におけるファッションモデルと同じ意味でまさに天才だと思っています。というのは、声質なんてものはまさに天から与えられたものという以外に表現の仕様が無いからです。無理な人はいくら頑張っても無理な分野でしょう。あの昔のアイドルの松田聖子さんや中森明菜さんのような歌唱力のある人たちを除いて、私は少女アイドルを見ると若干軽蔑の念を抱くというか少し不快になるんですが、声優さんで水樹奈々さんや平野綾さんみたいな非常に歌唱力の高い、かつ声優業その他もこなしているという女性にはけっこうな尊敬の念を抱きます。
それで、私は1981年生まれなんですが、我々というのは、第二次大戦後に生まれそれからだいたい20年間の間に教育されてきた連中、つまりは日米安全保障条約反対だとか全共闘で大学ブッ潰せみたいな、左翼というよりは極めて売国奴全盛な若者がのさばってた時代に社会を担っていた世代の人間たちに教育された人間たち(つまり売国奴全盛な若者だった連中)に教育された世代なんですね。このだいたい1945~1965年あたりに生まれた人間たち、つまりは我々の親世代にあたる人間たちというのは、おそらく最も幸せな甘い蜜を啜って大人になった連中です。バブルがハジける前の最も幸せで恵まれていた80’sに青春を謳歌し、仕事なんざ適当にサボタージュして「ダリーから辞める」っつっても労働市場が超過需要状態で売り手市場でいくらでも次の高給取りのラクな仕事が腐るほどある、という時代に生きていた人たちです。私は実際に8年くらい前に中年のオッサン、おそらく今は40代後半の人でしょうね、そういう人と1~2時間しゃべったことがあるんですけど、その人の曰く「もうボクらなんてねー、ダルいっつって会社辞めても昔は就職なんかいくらでもあってね~」ということをひたすら力説してました。
もう言っちゃ悪いんですが、この世代には何の苦労も知らない程度の低い人たちが多いんです。もちろん中にはそうではない人たちもいらっしゃるでしょう(例えば仙谷由人氏(?)のような)。だいたい今の45~65の年齢の人々です。もし現代の腐った新聞に読む価値があるとしたら、こういった連中の脳ミソの足りなさ具合の確認の為です。優しい人でブログを見た限りでは「新聞なんか読む価値はない」とかおっしゃってる人もいますが、私はそういった人の様には優しくないのでハッキリ言いますが、読む価値が無いどころか新聞なんか読まない方がいいです。というかアレは読んだらダメです。特にここ10年あたりの新聞なんざ読めば読むほど馬鹿になります。もはやアレは読まない方がためになるものです。っつーかギャグとしてもレベル低すぎて笑えねーような官僚・政治家叩きの低俗メロドラマレベルの俗悪論説や報道記事書いたり駄本の宣伝載っけたりする社内外のバカ共やTBS・フジはまだいいとして(日テレやテレ東は民放としては優良)あとは特にテレ朝あたりの糞が付くようなテレビ局員は上から二等兵に至るまでサッサとくたばれと言いたい。どんだけ高給とって社会に害毒垂れ流しゃ気が済むんだってお話なんで。読売新聞ですらもうアブないです。朝日新聞はもう完全にアレを志向しているので見ない方がいいです(そりゃ売国奴アカヒとか揶揄られるわけです)。あの~、毎?なんとか?とかなんとか?という新聞社ありましたね?アノ俗悪週刊誌レベルの記事載せる?アレまだあるんですか?ネットの一部で妙な叩かれ方してますけど、それは関係ないとして、あの低レベルな記事で何で未だに潰れないんですか?今2011/06/08現在に至って何で潰れてないんですか?日経新聞?あの新聞は「株取引に興味のある人」が読むものであって、「株取引を実際に行う人」、少なくとも「株取引で利益を上げようと試みている人」たちはあんなもの見ません。
で、この連中が残してくれた負の遺産のおかげで我々around30や10年上のaround40の人間たちは辛酸を舐めさせられているわけです。もちろん中にはそうではない狡猾な人間もちゃっかりと居ます。IT関連事業自体が問題であるだとかそういった若かった頃頭の悪かった老人みたいな適応能力のなさげなことは言いませんが、この10年でそういった事業の中でも社会に害毒垂れ流す類の商売で悪銭身に付かずなことやるような、甘い蜜を啜りまくって人間をナメ腐った大人になったクズみたいなのも居ます。別に特定の個人のことを言っているわけではありません。利用できるモノ(者)は何でも利用して、(そういった悪党にとっては)利用価値の高いすぐ上の世代(例えばの話、45~65歳くらいの人たち)に媚びへつらって手を擦り合せながら、という「ぜってーコイツガキの頃ウザがられて友達居なかっただろ?」と言いたくなるようなスネ夫の典型みたいなネット悪童大犯罪者、社会における悪徳の代名詞、みたいなね?まあそちらの方が生き方としては賢いでしょうからね?保身の為に自分にとって都合のいいデータ・材料だけを持ってきてその結果ハイ実証できましたとかいう類の「自称」論理実証主義者の。別に論理実証主義者を自称してなければ問題無いんですけど、それが普通の人間ですから。そしてそのデータとやらは、国立国会図書館や高等教育機関付属の図書館へ足を運んで調べてきたもの、というのではなく、ネットから適当にポチポチっと人差し指で10分くらいで拾ってきたギャグにもならないような陳腐な質の信憑性ほぼゼロのモノがデータとして提示されているというものであったりするわけです。しかしまあ、先の記事でも言ったんですけど、別に私はそういった人種のことを否定するつもりはないですけどね。それが彼らの生き方なんでしょう。別に誰にも他人の生き方を否定する筋合いなんか無いでしょう、特にこの現代社会においてはね。ただ、日本社会の治安をはじめとした秩序・日本経済に大きくマイナスとなるという観点においては、私はただの一般市民なのでそういった力を持ち合わせておりませんので、本当に検察や警察の方々にはこういった連中をこそなんとかして頂きたいというのが、一国民としての切々たる願いです。……先の記事でも言いましたが、カネを身内だけで回して日本(の実態)経済にマイナスになるようなことを商売にしている共産主義的人間が居るわけです。Judenという言葉一言で表されるような。
私が使わせてもらっている、SAMURAI FACTORYの提供するサービスであるNINJA TOOLSの忍者ブログは、数十個のブログサービスを調べて、そして忍者ブログが一番自分に合ってるかな、と思って私は使い始めました。なんかスタッフの人たちもヴィジュアル系(?)ですしね、ここはツッコミどころじゃないことは重々自覚してますが。まあブログやSNSや動画サイトはそれはそれだと見てすぐに分かるんで、ともかくとして、ネット掲示板なんてモノは、少なくとも2011/06時点(とっくにその遥か昔から)では大文字のメディアの一つと化してしまっており、新聞その他マスコミと同レベルな属性で、そして明らかにそれ以上に日本経済にマイナスの波及効果及ぼしてますね?こういったことを試算して、具体的にそれが日本社会においてどの程度の損失をもたらしているか、ということを具体的数値(価格額)で算出してくれる経済学者・エコノミストの方々がおそらくいらっしゃいます。GDP云々というレベルの低い議論は論外として(GDPというまとめの指標一つで日本経済の云々を理解できる訳が無い)、これはマクロ経済学を始めとして計量経済学・公共経済学・環境経済学・労働経済学・産業組織論、市場の失敗についての考察その他、こういったものを研究対象としている研究者の方々によっておそらくとうに試算されているでしょう。官公省庁や学術機関のホームページやごく一部の優良サイトを除いた、まあ要するにいわゆる大文字のネットというのは、一般市民によるそれに対する自己防衛の恣意が存在するという時点で、もはや公害そのものなわけです。
まあ平たく言えば、ネットもテレビもペーパーメディアも、それにのめりこんじゃうような性質持ってる人たちは見ない方がよろしいのでは?ということです。
我々より下の世代の今の子供たちだって大人になったら苦労するでしょうね。我々だってどうしようもないので、彼らだってもうどうしようもないですね。しかし、その上の世代の人たちの中でも、例えば政治家だと民主党の枝野官房長官や前原前外相など非常に優れた能力をもっておられる人たちもいらっしゃいます。こういう優秀・有能な人々に国家を取り仕切ってもらいたいというのがこれもまた一国民としての願いです。失敗してもマスコミは無為に叩くの禁止という前提条件で。そうでなければ誰もやりたがらないでしょう。
だから、やはり戦前を生きてきた世代の人たち、もしくは戦前生まれの人たち、大体今の70代の壮年の人たちとは、我々30前後の世代、少なくとも私は非常にあの人たちの考えに納得できる部分があります。その世代の一般の人と会話をしていても話が合うんですね。それは石原慎太郎さんにしろ大江健三郎さんにしろ、柳田邦男さんにしろ養老孟司さん(はちょっと怪しいですが)、精神科医の中井久夫さんや木村敏さんや森山公夫さんにしろ、もう少し上の年代だと吉本隆明さんや故三島由紀夫さんにしろその著作を読むと同意できるものが多々あるわけです。もっと言うなら中曽根大勲位のおっしゃることや二宮尊徳のような人に共感したりもするわけです。
アニメだって甘い蜜啜った世代の庵野秀明さんの作った新世紀エヴァンゲリオンより、御年70歳の富野由悠季さんの作った機動戦士ガンダムの方がアニオタの人たちでなくともはるかに多くの人に支持されてますし、私も見ててアニメとしてはガンダムの方がはるかに面白く感じます。
で、やっぱりヴィジュアル系バンドの中でも、そういうover45の世代の人たちがやっていた、それこそ「破滅的」なXの曲はあまり好きにはなれませんでしたし、BUCK-TICKやBOWWYみたいなバンドの曲もあまり好きにはなれませんでした。下手糞でレベル低いんで。DIE IN CRIESとかは演奏レベルが高いので好きでしたけど。しかし何故か70代の内田裕也さんは見て「ちょっとかっけえかな」とか思ったりするわけです。
つまりはもちろん能天気に生きてられた時代に育った連中が作った創作物なんてのは、それが音楽だろうと他の何だろうと、質の低いものしかできないということです。別にそのことを否定しているのではなくて、それが創作だけではなく社会体制その他の流れだということです。やっぱり民主主義も停滞しているとだんだんと腐っていくんでしょうか、とは思います。だから、別に昔の人みたいに「若い頃の苦労は買ってでもしろ」だとか「辛抱我慢」だとかそういう馬鹿馬鹿しいことを推奨しているわけではなくて、普通に義務教育受けて普通に高校と大学行って普通に働いて普通に死ぬのが一番幸せなんじゃないの、ということです。この現代社会に溢れている楽しいもの、それに対する依存性を喚起させる快楽というのは全てJudeな釣り、もっとはっきり言ってしまうのならばJudenによる釣りだと思った方がいいということです。……酒・煙草・ギャンブル・女遊び、私は全てやりません。金があってもやりません。
だから私は、ロックバンドでメジャーな人たちで分かりやすく例を挙げると、L'Arc~en~CielやJanne Da ArcやDir en greyやその他マイナーシーンで活動していた人たちだとdeadmanの音楽なんかが好きだったりします。この人たちはほとんどaround35~40です。この人たちのやる音楽というのはほとんどすべて演歌属性持ってます。そりゃロックというジャンルの音楽はコード進行が単純で、その単純な運びの中で如何に色を付けて優れた曲に完成させるか、ということに醍醐味があるんでしょうが、やはりその中でこの人たちの音楽はただ音かき鳴らすだけではなくそれに加えるカタチでドイツ的叙情的演歌属性がそれがどういう方向性であれいい感じに出てます。
しかしそもそもの話、ラルクはそもそもヴィジュアル系のレッテルを嫌がっている人たちでしたしベースの人の構音・演奏が上手いですし、Janneは思いっきり演歌・歌謡曲属性ですが弦楽器隊の人たちとドラムの人の演奏が非常に上手いですし、Dirのボーカルの人は所謂(主に哲学的な意味で)「ホンモノ」です、ロックミュージシャンでメジャーシーンで活動している人ではまず見ることのできない稀有な「ホンモノ」な人です。メジャーなロックバンドの中ではDir en greyの曲はロック音楽としてはかなりレベルが高いんじゃないですかね、おそらく。
ちなみにアニソンが好きだったりする主にアニオタその他の人たちにはこのJanne Da Arcというヴィジュアル系ロックバンドの曲はオススメです。中古屋とか行けば結構CD売ってます。歌詞も曲によっては結構内容深いので歌詞カードちゃんと読みながら曲を聴いてみてください。たぶんアニソン好きの人たちはこのバンドの曲は気に入ると思いますので実にオススメです。
この(哲学的な意味で)「ホンモノ」というもの云々についてはまた今度書くかもしれません。……私は「ホンモノ」が決していいとは言いませんが。ちなみに「ニセモノ」というのはJudeのことです。
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